10
2015

七緒のおはなし。その2

CATEGORY小言
普段着ている着物三枚と自作の半幅帯二本、
載っていますが、
真ん中の着物は、染織iwasakiさんのところで
勉強させていただいていた時に始めて織った
布きれ・やました第一号の着尺です。

地は梅で染めたもので、
ベージュをほんのり感じるグレー。
そこに茜で染めたサーモンピンクの細い縞が入っています。


『縞』というお題があり、どんな縞にしようか、
南部町の古いアパートで
夜な夜な色鉛筆と戯れていたことを急に思い出しました。
懐かしいです。


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これが選ばれた柄。


こちらは惜しくも選ばれなかった縞たち。

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一日中、織りのことだけを考えていることができたあの頃は、
本当に貴重な時間だったなと今すごく思います。

そういう環境を作ってくださったiwasakiさんや親に本当に感謝しています。


今はもう、少しも織りに時間がとれず
噴火寸前の憤りを感じていたのですが、
何だか急に、諦めではないけれど悟りの境地で、
今は脳内アイデアを蓄える時期なのだと思い
すっきりさっぱり、ふつうの生活を過ごしています。

焦りでガチガチだった肩の力が抜けて、
ニュートラルなよい状態な気がします。

(でも作業の工程を忘れそうで心配。)



ちなみに載っている半幅帯は、絹と麻を使っていて、
吉野織りという織り方で作ったものです。

1180.jpg

実はこの二枚、同じ経糸でして、
緯糸を変えることで表情に違いが出てきます。

おもしろいですよね。
織りの組織の奥深さはこれだ! これなんだ! と思います。







さて、雨、被害がすごいですね・・
映像見ていてつらくなります。
祖母(ハイジ)宅は茨城で、
被害は出ていない地域でしたが心配になります。
どうかどうか、これ以上ひどくなりませんように。