02
2014

こんな着尺・八寸帯を作ってみたいのかもしれない。

CATEGORY布きれ。

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これは秋冬にまとえる布をイメージしているので
着尺・帯にするには糸も太く不向きな布で。
22日からの個展に出す予定の布です。

現在布きれ・やましたとしては
和物は『半幅帯として使える布』しか作っていませんが、
いずれ和物も作ってみたいと思っています。

そうなると作ってみたいのはこんな布かもしれない。

と思いながら織っています。

節があって糸の力を感じるような布で、
色は地味目で柄は簡素で。
そのような和物用の布。


がしかし、和物を作ることに対していまいち気が進まないのは、
仕立ててしまうという点でして。

ただの一枚の布だったら、
掛けたり敷いたり纏ったり、
その日によって使い方を変えて楽しむことができるけれど、

着尺なら着尺、帯なら帯の形になってしまうと、
それにしか使えなくなってしまうのが
染織家よりも布屋になりたいやましたとしては
二の足を踏むというか、
なんというか物悲しい気がしなくもなく・・・


なので今のところは
端をかがっているだけの『半幅帯としても使える布』で
満足してしまっているところがあります。


着物も解けばまた四角い布に戻って
ぼろぼろになったら雑巾へと形を変えて最後まで・・・ と
よく言いますが、

まだしばらくは
一枚の布でいかに多用に濃厚に生活の中に紛れ込めるか、
そこに関心があるようです。



でもこんなことを言いつつ、
何かのきっかけでこの凝り固まった頑固な考え方が、
コロッと180度変わる気がしています。 近い将来。

その時までは、どんな糸でどんな色で柄で作りたいのか、
妄想を沢山膨らませていたいと思います。