13
2013

ふつうの布。

CATEGORY小言
ひた隠しにしてきた、12月の展示のテーマです。

『ふつうの布』

私が目指す布は、日用品としての布です。
例えばタオルとか、布団とか、ハンカチみたいな。
あるのが当たり前すぎて、ないと困ってしまう布たち。

主張なく家の中にいて、印象がうすいから目に留まって捨てられることもなく、
ずっと居座る・・みたいな。 ・・・。

”日用品”としては、値が張ってしまうのが耳が痛いところですが。


身につける布にしても、生活の布にしても、
「今日 どれ使おう。」 と、迷ったときに、
「今日もこれでいいか。」と、つい手にとってしまう、
安心感のある ”ふつうの布” です。

(「今日これでいいか。」のが重要です)


その中でも、手織りでないとできないことや、
やましたっぽさをこっそり忍ばせておきたいと思いながら作っています。


物が沢山あふれていて、お手頃価格でもいい物いろいろある昨今。
こんな「”日用品”としての手織りの布」「特徴のない普通の布」など、
求められているのか、正解なのか不正解なのか、時代錯誤なのかどうなのかー・・

と、考えて言い出せなかったのですが、『とりあえずやってみよう』精神で、
今回はこのテーマでやってみようと思います。


12月、展示会場でご感想お聞かせください。
『ふつう』について、『日用品』について、語り合えたらうれしいです。




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新種の虫。