ふりかえり・夏じたく。

今、白洲正子さん関係の本を読んでいて、


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白洲さんは、お着物を対丈(ついたけ)で着て
(=おはしょりと言って、腰回りに着物を折り返さないで着ること)、
衣紋(えもん)を抜かず(=首周りをゆったり着ないでピシッと着る)、
帯は半幅帯(=道具が少なくて締めるのが楽な帯)が多かったそうな。


格式を重んじる和装の世界では、
織りの着物や半幅帯は普段着だからちゃんとした席には着てっちゃ駄目。
みたいな決まり事が細かく多く、織りをやってる者として悔しいところなのですが、
白洲さんは家の中など普段の着方は、
その決まり事たちとは切り離して、ラフな感じが多かったようです。


でも私がいいなと思う、目で追ってしまう着物姿は、
そういうラフな普段着の着物です。

女性らしいはんなりとした、銀座までお出かけですか?みたいな美しい着物姿ではなく、
潔くラフな感じ。
半幅帯をきゅきゅっと締めて、ちょっとそこの八百屋まで、みたいな着物姿。
(たまに近所で見かけるんです、そんなご夫人。とても素敵で。)



今回の夏じたくで、そういう着こなしをされている方が多かった気がして、
『きちんとお出かけ』『お洒落着』としての着物ではなく、
もう少し気軽な着方をされている方々と、沢山お話しする事が出来て、
参考になるご意見を多く聞く事ができました。

とても勉強になりました。



小さい頃からお正月など、着物を着せてもらっていたりして、
私自身、あまり着物を特別な物として感じていないので、
和物に対する『高尚な物』扱いへのギャップに戸惑っていたりもしていたのですが、
そうではない方が増えている気がして、嬉しかったでした。


もちろん、はんなりな美しい着物も残していくべき素晴らしい物だと思っています。


でも、布きれ・やましたとして、どんな『きもの』『和物』を
自分は好いているのか、提案していけるのか、
まだまだ答えは出ませんが、色々考えさせられる展示会になりました。深かった。



そう、夏じたくのホームページに会場風景のスライドショーができています。
よかったら雰囲気だけでも覗いてみてください。
こちらです。




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ちなみにこれがスムージーの本。

2013.05.30 | | 小言

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