31
2012

昨日

浅草にあるアミューズミュージアムに行ってきました。

テレビか何かで田中忠三郎さんの事を知り、
『みちのくの古布の世界』という本を読み、
田中さんが収集されたものが展示されているアミューズミュージアムに行かなくてはと思っていました。

田中さんは貴重な昔の人々の生活用品を収集されており、
どちらかというと貧しい生活をしていた人々の民具なので、
古い家で眠っていたような捨てられてしまうような物達ばかりで、
こんなものたちよく見つけたなとびっくりします。

芸術品ではないので、

キレイ!かわいい!!美しい!!!

と大半の方がいうようなものたちではありませんが、
昔の人々が当たり前に持っていた、物に対する思いをぐさぐさと感じました。


『物を大切に使い切るのが当たり前。』


物が溢れかえっている今の世の中を思うと、
情けないような申し訳ないようなむなしい気持ちになったりもしました。

でも昔の女性達が極寒の中夜なべして作った赤ん坊の肌着とか、
夜着として使っていたドンジャ(重い物は17キロ!!)とか、
おばあちゃんが家族のために作りためておいた山のような数の足袋とか。

私には美しくいとおしく見えました。


今の世の中が目指す必要はありませんが、
私が目指す布のあるべき姿、向かうべき方向はこんな布たちだなと強く思いました。

私の布が、いつか襤褸(ぼろ)になり、このミュージアムに展示されますように。
夢です。


このミュージアム、運営はあの有名プロダクションのアミューズだからこれまたびっくりです。
新しいエンターテイメントを生み出していく方々が、古い物たちも大切にしてくれるのはすばらしいです。


そしてここ、物によっては写真撮影も触るのもオッケイなので、
是非カメラ持参で!!触って!!見て下さい。


屋上には

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左にはスカイツリー。


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右には浅草寺。



春休みだからか意外と人いっぱい。

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楽しかったです。
濃厚な一日でした。