18
2011

四方耳。

CATEGORY布きれ。
という布がありまして、布の『みみ』、分かりますでしょうか。

布のほつれない両端を『みみ』と言いますが、
手織りだと、経(たて)糸は緯(よこ)糸を織り込むので押さえられてほつれてきませんが、緯糸は経糸を房にしたりかがらないとほつれてきます。

しかし四方耳の布は、四辺すべてが『みみ』になっているのでほつれません。
かがったり房にする必要がなく、完結した一枚の布になっています。


説明がびっくりする程分かりにくいかと思いますが、強行突破でいきます。

詳しい事はいいんです、フィーリングで・・


で、今四方耳の布を作っています。


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板にピンを打ちます。
ぐるりと。

どんな形でも出来ますが、あえてシンプルに長四角です。


で、普通ならタテに糸を走らせてそれと直角にヨコに糸を通していくのですが、
私はからませていきます。

タテ・ヨコ・ナナメ。 縦横無尽です。

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こんな感じです。

糸が、四角の中で行ったり来たりするので、ほつれる事がないのですね。


で、ひたすら糸を走らせます。


グレー投入。

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黒も参入。

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原始的な布の作り方ですが、作りがいがあります。
時間は果てしなくかかりますが。

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糸が下をくぐったり上を走ったりするので、作りとしては織りに近いと思うのですが、布の風合いは不織布とかフェルトに近いと思います。

そしてひらすらひたすら・・・


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